「TOEICって何点あれば転職に使えるの?」多くの職種で目安は600〜730点です。ただし企業・職務内容・英語使用場面によって必要水準は大きく変わります。今回は初級者が狙うべきレンジを業種・職務別に整理します。
まず知っておきたい指標(CEFRとTOEICの関係)
- CEFR A2〜B1:基本的な業務連絡・定型メールの理解が中心
- CEFR B1〜B2:業務の要点理解、会議資料の読み取り、簡易な説明が可能
※TOEIC L&Rは「職場でのリスニング・リーディング」を測るテスト。話す・書くはSpeaking/Writingで別計測です。
業種・職務別の目安スコア
| 業種・職務 | 目安スコア | 実務でできることの目安 |
|---|---|---|
| 一般事務(内向き) | 600〜650 | 英語メールの基本読解、定型テンプレの微修正、社内共有資料の要点把握 |
| カスタマーサポート(メール中心) | 650〜700 | FAQや手順書の理解、簡潔な英文返信、ツールUIの英語表記に対応 |
| 営業アシスタント・貿易事務 | 650〜730 | 見積・納期・在庫に関するメール往復、定型文+状況説明レベルの読解と作成 |
| エンジニア(社内公用語が日本語) | 650〜730 | 仕様書・Issueの読解、英語リリースノートの理解、短文での技術共有 |
| マーケ・企画(資料読解が多い) | 700〜750 | 英語レポートの要旨把握、社内説明用に要約、基本的な質疑応答 |
| コンサル・外資系総合職 | 730〜800+ | 会議資料の精読、英語会議の要点理解、短い説明・報告が可能 |
| 海外営業・対外折衝(会話多め) | 750〜800+ | 条件交渉の前段コミュニケーション、議事の理解、フォローの英文作成 |
| 英語がコア(通訳・ライター等) | 850〜900+ | 高度な精読・速読、語彙の幅、文脈依存の表現理解。別途S/Wの実力も必須 |
※上記は目安レンジです。同じ業種でも企業・役割・英語使用割合で上下します。
採用現場でよくある「ライン」
- 600前後:初めての英語職に応募可が見え始めるライン
- 700〜730:「ビジネス基礎」扱い。英語使用あり求人の土俵に乗りやすい
- 800以上:英語使用比率が高い職種で加点。書類通過率の底上げが期待できる
注意:話す・書くは別物(S&Wの併用)
メール作成・会議発言が求められる求人では、TOEIC S&Wのスコアや英語面接の実演が評価の決め手になります。L&R高得点でもアウトプットの証明がないと落ちるケースは珍しくありません。
スコア別アクションプラン
- 〜599点:基礎の底上げが最優先。無料ツールやTOEIC初心者アプリで毎日15分。まず650点を目指しましょう。
- 600〜729点:求人選定を「メール中心」から着手。職務経歴書に英語タスクを明記しましょう。
- 730点〜:会議デビューを想定して、S&Wや英語面接対策を並行。実演力を証明しましょう。
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