STAR法を使った英語回答術|面接で印象に残るストーリーテリング
英語面接では「あなたの経験を教えてください」という質問がよくあります。そこで役立つのが、STAR法(Situation, Task, Action, Result)です。
自分の経験をストーリーとして整理でき、面接官に印象的に伝えることができます。
🌟 STAR法とは?
以下の4ステップで、自分の経験を分かりやすく構成します:
- Situation(状況): いつ・どこで・どんな背景か?
👉 例:At my previous company, we faced a drop in customer satisfaction.
(前職で顧客満足度が低下していました) - Task(課題): 自分の役割・責任は?
👉 例:I was responsible for improving customer service operations.
(カスタマーサービス業務の改善を担当していました) - Action(行動): どんな行動を取ったか?
👉 例:I analyzed feedback data and implemented a new training program.
(フィードバックデータを分析し、新しい研修制度を導入しました) - Result(成果): どんな結果につながったか?
👉 例:As a result, our satisfaction score increased by 20% in 3 months.
(その結果、3か月で満足度スコアが20%上昇しました)
🎤 STAR法を使った英語回答例
Question: Tell me about a time you solved a difficult problem.
(質問): 難しい問題を解決した経験を教えてください。Answer (STAR format):
At my previous job, our team was struggling with delayed product launches.(前職では、製品ローンチの遅れに悩まされていました)
As the project lead, I needed to identify the cause and find a solution.(プロジェクトリーダーとして、原因を特定し解決する必要がありました)
I introduced a weekly sprint review system to improve communication.(週次のスプリントレビュー制度を導入し、コミュニケーションを改善しました)
As a result, we reduced delays by 40% and completed the next project on time.(その結果、遅延を40%削減し、次のプロジェクトを予定通りに完了しました)
📘 よく使われる表現リスト
I was responsible for〜:
〜を担当していましたWe faced〜:
(課題)に直面しましたI implemented〜:
(施策)を導入しましたAs a result,〜:
結果として〜
✏️ 文法&語彙ポイント
- STAR法ではすべて過去形で話す
- 数字や結果(by 20%, within 3 months など)を含めると説得力アップ
- ActionとResultに力を入れるのがコツ
🎯 まとめ
STAR法は、抽象的な説明を避けて、具体的かつ論理的に自分の経験を伝えるためのフレームワークです。
練習すれば英語でも自然に話せるようになります。いくつか自分のエピソードをSTARで用意しておくと、本番も安心です!
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