【中級英語文法011】時制の一致ルール&名詞節の使い分け(that / if / whether)
英語では、主節の動詞の時制に合わせて従属節の時制を変える「時制の一致」というルールがあります。また、名詞節では that / if / whether の使い分けを理解することで、正確な表現が可能になります。
1. 時制の一致とは
- 主節が過去形の場合、従属節も過去形にそろえる(ただし例外あり)
- 普遍の真理や現在も有効な事実は現在形のまま
例文
- He said he was tired.
彼は疲れていると言いました。 - She told me that the Earth is round.
彼女は地球は丸いと私に言いました。
2. 名詞節の種類と導入語
- that節:事実や情報を述べる(I know that…)
- if節:〜かどうか(疑問を含む場合)
- whether節:ifとほぼ同じだが、よりフォーマル/or notと使いやすい
例文
- I know that she passed the exam.
彼女が試験に合格したことを知っています。 - I don’t know if he will come.
彼が来るかどうかわかりません。 - We’re not sure whether they agree or not.
彼らが同意しているかどうかはわかりません。
3. 時制の一致+名詞節の組み合わせ
- 過去形の主節 → 従属節も過去形に(She said that she was busy.)
- ただし現在の事実は例外(He said that water boils at 100°C.)
- 未来の予定は would / could / might に変化(She said she would help.)
例文
- He told me that he had finished the work.
彼はその仕事を終えたと言いました。 - She asked if I could join the meeting.
彼女は私が会議に参加できるか尋ねました。
4. ビジネス英語での応用
- 報告メール(He mentioned that the shipment had arrived.)
- 会議記録(They agreed that the budget would be increased.)
- 依頼や確認(Could you confirm whether the payment has been processed?)
コメント