英語ができると転職活動の選択肢が3倍になる理由(TOEIC400〜600向け)
「英語ができると求人の幅が一気に広がる」──これは市場を以下の3つに分けて考えることで、理解しやすくなります:
- ① 日本語のみ市場(国内日系企業の求人)
- ② 国内×英語市場(英語を“少し”使う求人)
- ③ 海外・外資・リモート市場(英語環境の仕事)
この構造をもとに、実際に英語での応募対象がどう広がるかをステップで見ていきましょう。
① 日本語のみ市場
従来型の一般事務・営業・総務など日本語のみで完結する求人です。TOEIC不要の場合も多く、応募しやすいですが、競争率は高めです。
② 国内×英語市場が追加される理由
TOEIC400〜600程度でも応募可能な、「英語ちょっと使う」求人の例:
- 外資系バックオフィス(テンプレ&翻訳ツール使用OKの事例あり)
- 空港の国際線カウンター(TOEIC500〜550で応募可能な求人あり)
注:TOEIC550または英検2級目安(求人例:大手航空会社・地上職)
③ 海外・外資・リモート市場(さらに広がる場)
在宅OK・外資勤務・英語主体の案件が検索対象に含まれます。IndeedやGaijinPotなどで「remote」「entry level」の英語案件が増加中です。
市場イメージ:Before/After
仮に「日本語のみ市場」では100件応募対象だった場合、英語を少し使えるだけで:
- ② +80〜120件(国内英語案件)
- ③ +60〜100件(リモート・外資系案件)
合計で「240〜320件」になるイメージです。これは、実質“3倍以上”の転職選択肢と言えます。
英語ができると入れる市場の具体例(初級向け)
- 外資バックオフィス(テンプレ・翻訳ソフト使用可)
- 空港グランドスタッフ(国際線、TOEIC500〜550可)
- 在宅英語アシスタント(メール・チャット中心、remote・entry案件多数)
短期戦略:転職選びのステップ(30〜90日)
- 英文レジュメ(職務・スキルを簡素化して記載)
- 英語キーワード検索(”entry level English”, “remote”, “translation tools”など)
- 英文カバーメールテンプレの準備と練習
簡易応募例(英語メール)
Subject: Application for Entry-level English Support (Remote/Office) Hello [Name], I’m interested in this position because I can handle basic emails and documents in English, and I’m comfortable using templates and translation tools. I have experience with [simple duty], and can work weekdays evenings (JST). Please find my resume attached (JP/EN). Thank you for your consideration. Best regards, [Your Name]
面接前チェックリスト
- 求人票に「英語 初級可」「translation tools allowed」など条件があるか
- 英語会議があるか/頻度はどれくらいか確認
- 英語書類テンプレはあるか/自分で準備すべきか
まとめ
- 英語力が少しでもあるほど、「探せる市場」は①→②→③と広がる
- 結果として応募対象求人数は実質3倍に増えるイメージ
- 戦略を持って準備すれば、初級者でも広い土俵で戦える
公式サイトで「英語初級OK」案件を探す
📚 関連記事

【英語×転職 初級編08】英語スキルがあると年収が上がるって本当?(TOEIC400〜600向け)
英語スキルがあると年収が上がるって本当?(TOEIC400〜600向け)結論:“傾向としてはYes。ただし職種・経験・市場状況で差が出る”英語が使える人材は、①外資・グローバル案件へのアクセス、②求人市場の広がり(国内英語+海外/リモート)...

【英語×転職 初級編06】日本にいながら英語を使う仕事TOP5(TOEIC400〜600向け)
日本にいながら英語を使う仕事TOP5(TOEIC400〜600向け)副業ではなく日本国内の“本業”で英語を使える仕事に絞ってご紹介。英語は初級〜中級でもOK/翻訳ツールやテンプレ活用可の職場も含みます。① 外資系企業のバックオフィス 仕事内...

【英語×転職 初級編014】英語が使えるメーカー系職種まとめ(TOEIC400〜600向け)
【英語×転職 初級編014】英語が使えるメーカー系職種まとめ(TOEIC400〜600向け)メーカー系は「読み書き中心の英語」から始めやすい職種が多めです。まずは定型メール・書類対応の領域で実務経験を作り、徐々に会話比重の高いポジションへス...
コメント