SIMとeSIMの違い|初心者はどっちが便利?使い方・注意点まで解説

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SIMとeSIMの違い|初心者はどっちが便利?使い方・注意点まで解説

現地で通信する方法は大きく「物理SIM」「eSIM」「Wi-Fiレンタル」の3つ。この記事はSIMとeSIMの違いにフォーカスし、向き・不向き、導入手順、よくある落とし穴をまとめます。

要点(TL;DR)

  • 最短で安くしたい→ eSIM(対応機種&SIMロック解除が前提)。
  • 店舗サポート重視→ 物理SIM(空港でスタッフに入れ替えてもらえる)。
  • 設定が不安→ Wi-Fiレンタル(電源ONで接続)。

1) SIMとeSIMの基本

  • SIMカード:本体に差し込む小さなカード。端末に物理的に挿入。
  • eSIM:ダウンロードしてプロファイルを端末に書き込む方式。カードの抜き差し不要。

2) 向いているのはどっち?(比較早見)

項目 eSIM 物理SIM
導入スピード 最短・オンライン完結 購入・差し替えでやや手間
対応端末 対応機種のみ ほぼ全機種
トラブル時 オンラインで再発行等 店舗で相談しやすい
デュアル運用 主回線と併用しやすい デュアルSIM機のみ可

3) 導入手順(eSIMの例)

  1. 事前準備:端末がeSIM対応か確認。通信会社の動作対象機種リストもチェック。
  2. 購入:旅行先に合うプラン(期間・容量)をオンラインで購入。メールでQRコードが届く。
  3. 設定:端末の「モバイル通信」→「eSIMを追加」→ QRコード読み取り → プロファイルをインストール。
  4. 切り替え:到着後にデータ回線をeSIMに切替。主回線(日本番号)は通話/SMS用途に残せる場合あり。

4) よくある落とし穴

  • SIMロック:ロック解除されていないと現地回線を使えない。出発前に必ず解除の状態を確認。
  • プロファイル削除:eSIMは誤って削除すると復旧手続きが必要。旅行中は削除しない。
  • APN設定:自動で入らない場合は手動でAPNを追加。購入時の案内を保存しておく。

5) Q&A

Q. 日本の電話番号は使えなくなる?
A. データをeSIMに、通話/SMSを主回線に残すデュアル運用が可能な端末もあります(着信料やローミング条件に注意)。
Q. 乗継だけの短期でもeSIMは有効?
A. 数日〜1週間の短期プランが多く、空港で差し替える手間がないため相性は良いです。
Q. テザリングはできる?
A. 多くのプランで可能ですが、提供側の制限がある場合があります。事前に仕様を確認しましょう。

まとめ

コスパとスピードのeSIM、対面サポートの物理SIM。端末・ロック状態・サポート重視度で選べば失敗しません。設定が不安ならWi-Fiレンタルも十分賢い選択です。

はじめてのeSIM設定に不安がある方へ:公式の手順ページが分かりやすいです。後日、使い方スクショ付きで追記します。

注:プランや対応端末は変更されることがあります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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