空港で両替すべきか?現地ATM利用すべきか?|初心者向け実践ガイド
海外旅行で必ず必要になるのが現地通貨。
「空港の両替所で済ませるべき? それとも現地ATMでキャッシング?」と迷う方は多いです。この記事では手数料・安全性・使い分けのポイントを整理しました。
要点(TL;DR)
- 空港両替:レートは不利だが到着直後の少額確保に便利。
- 現地ATM:手数料はかかるが総額でお得なことが多い。安全なATMを選ぶことが重要。
- ベストプラクティス:到着直後の交通費は空港で、まとまった現金は現地ATMで。
1) 空港両替の特徴
- メリット:到着してすぐに現金を持てる/スタッフ対応があるので安心。
- デメリット:レートが不利(数%上乗せされることが多い)。
- 用途:空港から市内への移動費・SIM購入費など少額利用に限定するのがベスト。
2) 現地ATM利用の特徴
- メリット:レートは国際カードブランド基準で比較的有利。
- デメリット:ATM手数料(現地銀行+日本側カード会社)がかかる。少額引き出しを何度もすると割高。
- 用途:まとまった現金が必要な場合(宿泊税・現金払いの飲食など)。
3) ATM利用のコツと安全対策
- 正規銀行内のATMを利用する(街中の無人機は避ける)。
- 暗証番号入力時は手元を隠す。周囲に不審者がいないか確認。
- 画面に「自国通貨(円)で引き落とし」と表示されても現地通貨建てを選ぶ(DCC手数料を避ける)。
- 高額を一度に引き出し、回数を減らすと手数料を節約できる。
4) よくあるトラブルと対処法
- カードを飲み込まれた:画面の案内に従い、銀行窓口に連絡。緊急時用にカード会社の電話番号を控えておく。
- 引き出し限度額:現地ATMごとに1回の上限がある(100〜300USD相当など)。必要に応じて複数回に分ける。
- 磁気不良やIC読込エラー:予備カードを持参すると安心。
5) Q&A
- Q. クレジットカードのキャッシングは利息が高い?
- A. 返済を「繰り上げ返済」できるカード会社なら、利息を数日分に抑えられます。帰国後すぐに返済するのがおすすめ。
- Q. デビットカードは使える?
- A. VISA・Masterの国際ブランド付きデビットなら利用可能。ただし引き落としは即時で、日本口座に残高が必要です。
まとめ
現金の調達は空港で少額+現地ATMで本番が最適解。
空港両替は便利さ優先、ATMはコスパ優先。両方を組み合わせて「安全に・無駄なく」現地通貨を確保しましょう。
旅行前に準備しておくと安心:国際キャッシュカードや海外対応クレジットカードを比較検討しておきましょう。
注:ATM手数料・為替レート・利用条件は金融機関や国によって異なります。必ず最新の条件をご確認ください。
コメント